レーシックの手術後は、ドライアイになります。
程度の差こそあれ、レーシックの手術を受けた人すべてがドライアイになります。
これには、ある程度はっきりした理由があります。
ドライアイになる原因
コンタクトレンズを使用している人もドライアイになりますが、
レーシック手術後のドライアイは、これとは違った原因によって起こります。
レーシックの手術をする際は、まずフラップを作成します。
フラップの作成とはつまり、角膜に切れ込みを入れることです。
このとき、同時に角膜の神経も切断されています。
角膜の神経が途中で切れていると、
角膜表面が涙で潤っているかどうかを感じとることができなくなってしまいます。
すると、必然的に涙の分泌量が減って、ドライアイになってしまうのです。
ドライアイは回復するか
角膜の神経が自然治癒力によって修復されれば、ドライアイも治ってきます。
しかし、レーシックで切れ込みを入れる角膜実質層には再生能力がなく、
修復されるまでにはかなりの時間を要します。
一般に、神経が再びつながるまで、6ヶ月ほどかかると言われています。
従って、ドライアイの回復にもそれなりの時間がかかります。
レーシック手術後の痛みや異物感がなくなっても、ドライアイは続いていることがほとんどです。
また、人によってドライアイが回復しにくい場合があります。
私もその中に入っていたので、実例を挙げます。
- 目が大きい(眼球の露出部分が大きい)
- パソコンを使った作業が多い
理由は単純で、眼と空気の接触機会が多くなり、
涙が少ししか出ない状況では、眼が乾きやすくなってしまうからです。
私は生まれつき目が大きく、
さらに最強度近視のため、軸性近視が強い傾向にあります。
極端に言うと、ちょっと目玉が飛び出しているような状態です。
このため、意識してまぶたを閉じないと、目をつむることができません。
完全にまぶたの力を抜くと、半目が開いてしまうのです。
そんなわけで、普段寝ているときには、自然と半目が開いています。
寝ている間は涙がほとんど分泌されないので、
目の下半分がとても乾きやすく、起きぬけはいつも目がかすんでいます。
このように、最強度近視の人では、
眼球の形状が原因でドライアイが治りにくい場合があります。
パソコン作業に伴うドライアイについては、VDT症候群という別名もあるぐらいです。
パソコンの作業に集中していると、
まばたきが通常の1/4ほどに少なくなってしまうそうです。
レーシック手術後のように、他の要因でドライアイになっている状況下でのパソコンの使用は、
特に注意が必要です。
以上、手術後のドライアイについて書きましたが、
レーシックの手術前には、現状でドライアイかどうかの検査をします。
ドライアイが顕著に認められる場合は、手術後さらなるドライアイの悪化が明らかなので、
手術できない場合があります。