レーシックでは、手術後に遠視になる場合があります。
特に、強度近視の人や、老眼が始まっている人がレーシックを受けると、
かなり高い確率で遠視になります。
ただし、この遠視は一時的なものです。
私も、最強度近視からレーシックを受けたので、
手術後しばらくの期間は遠視に悩みました。
本当に、手術を受けた病院に相談するほど悩みました。
手術後、確かに遠くはよく見えるんですが、30cmから手前だとピントが合いません。
ちょっと離せば見えないことはないんですが、
その状態を続けると、今度はとても目が疲れるのです。
1ヶ月が経過して、手術した目の違和感がなくなっても遠視状態は続いたため、
この状態がずっと続くのかと、正直不安な気持ちになりました。
実際に病院側の説明を聞いて、納得はできたんですが、つらいものはつらかったです。
手術後遠視になってしまう原因
これは、近視の戻りと深い関係があり、切っても切れない問題です。
多かれ少なかれ、レーシックの手術を受けた人には、確実に近視の戻りが発生します。
手術直後に1.2の視力があったとしても、しばらくすると1.0を切ってしまう人もいます。
近視の戻りが発生する原因については、いくつかの可能性が考えられるものの、
現時点、はっきりとしたことはわかっていないそうです。
ただ、近視の戻りは強度近視の人ほど顕著に現れるそうです。
そこで、レーシックの手術をする際は、
近視の戻りが相応にあることを見越して、角膜を削るのだそうです。
矯正の度数が強ければ強いほど、
近視の戻り量まで考えて、より多くの角膜を削っているわけです。
すると、手術直後は過矯正気味になっていますから、当然遠視になるのです。
そこから時間の経過とともに、ある程度の近視の戻りが発生します。
そして半年から1年が経過し、角膜の状態が安定すると、視力の変化も落ち着きます。
つまり、手術直後の視力ではなく、
角膜が安定した後の視力を考えて角膜の除去量を決定しているため、
手術後には一時的に遠視が発生してしまうというわけです。
そして、遠視が発生するリスクは、矯正の度数に比例するのです。
老眼の人も、手術後は遠視になる
老眼が始まっている人は、水晶体の調節力が落ちているため、
軽度の近視を矯正した場合でも、
角膜の屈折の変化を、水晶体でわずかに補正することしかできません。
このため、近視の戻りを考慮して、
手術直後にほんのわずかでも過矯正気味になっていると、
それがそのまま遠視の症状となって現れやすいのです。
これも、角膜の状態が安定するにつれて回復してきます。
ただし老眼の人は、
若干近視が残るくらいに矯正しておいたほうが、後々楽なのかもしれません。